頑張っても頑張っても・・・
誰もがすごく真面目で頑張り屋だなって思います。
好きな事もそうでない事でさえも自分の精一杯で頑張ってる。
私もずっとそうでした。
頑張ってる自分が好きだし、そうであるべき!ってね。
それは自分に対してはよく見える←アタリマエかw
でも人の頑張りって意外と見えなかったりします。
ベクトルが同じだとまだ見えるんだけど
少しでもズレてると違う事ばかり目につき頑張りは見えない。
相手から見ても頑張ってる私は
単に機嫌が悪いと取られてしまったりします。
無我夢中で取り組めることは幸せな事なんだけど
心から楽しんでる場合以外は周りから見ると怖く見える。
私が一心不乱に寝る間も休みも惜しんで
仕事をしていた頃・・・
空気がピリピリしていて、笑顔を作ってるんだけど
どうしてもイライラしてしまったりして・・・
事務所の人はなかなか近づいてこなかったなぁって思い出したw
心の中だけで思っていて顔に出さなくても←これは自信があるんだけどw
何でだろう。。。漠然と周りに伝わっているのですよね。
毒も溜まったら吐き出さないと!っていくら息抜きしても
また溜まってくるんだもん。
自分だけがひたすら頑張ってて
私の考えについてこれる人はいない!くらいの勢いでしたね。。。
でも、今の仕事で管理を任されたとき
そうじゃないって気が付いたのです。
当時はこんな本も読んでいました。
- 作者: スティーヴン・C・ランディン,ジョン・クリステンセン,ハリー・ポール,相原真理子
- 出版社/メーカー: 早川書房
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仕事の効率を上げたい!と思う時、何より大切なのは
誰もが求められる仕事を完璧にこなすことでも
周りの状況を察して素早い判断ができる事でもないんです。
何より活気ある雰囲気を作る事
楽しく仕事に取り組める環境を作る事
効率はあとからついてくるので目くじらを立てなくていい事
そこに気が付くまでの私はこんな間違いを冒していました。
自分の仕事は、いい仕事の動きを見せるお手本係で
こんなこと時間かからないでしょ?ほら!すぐできる!
なんてババババッっと片付けて・・・ね?ハイやって!ってやるw
これでは付いてきてもらえないんだなって分かったんです。
それまでその仕事をしてくれていた人に「遅いっ」てケチつけて
そうじゃないって指導して・・・
私がそうされたら、おそらく相当反発するはずです。
人は誰しも、人から動かされると感じる事はキライなんです。
ではどうすれば気持ちよく働けるか
見ててもらえる事
認めてもらえる事
方向を示してくれる事
たったこれだけです。
声をかける時は出来ているところを大袈裟に褒めちぎる
ちゃんと根拠も付けてしっかり褒めることが大切。
更にしてほしいことがある場合は
~してくれると嬉しい!とか助かるなー♪とか
命令形にならない配慮をする。
してもらったらまた大袈裟にほめまくる。
ほめる効能については別に書いています
管理者の仕事はみんなの頑張りを褒めちぎる事
様子を見てどんな言葉が喜ぶかな~♪なんて
楽しく考えたり、仕事を楽しむ雰囲気を盛り上げる
そんな仕事なんだと思います。
このゆるい雰囲気こそ、人が集まりやすい空気を作るのです。
余裕のある人は懐が深い感じがして安心感も大きい。
自分が従業員を一人一人リスペクトするように
こういうのは貴方だから任せたい!っていう姿勢を見せると
安心して働いてもらえる。
誰だってほめて欲しい願望はあるし
仕事で認められる喜びを感じたい
その思いをちゃんと見て強力にバックアップする仕事だと思っています。
ノセ上手な上司にフル活用された経験とかないですか?
私はありますよ。ヤラレターってその時は思うんですが
そのおかげで出来るようになったこともいっぱいw
まずは何より、自分がその仕事を楽しむことかな。
私は一旦離れられたので、そこに気が付けました。
そのまま渦中にいれば、きっと何も見えなくなってた。
仕事を一旦やめる時、後押しする言葉をくれた人には
感謝でいっぱいです。ありがとう。